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日本三大秘境、祖谷は夏におすすめ!WWOOF 徳島県「ゲストハウスUEDA」Day6

2021年7月17日

こんにちは、里絵です (*Ü*)ノ

地方に行くと読めない漢字、ありますよね。

最初は祖谷もソヤだと思っていました。(本当はイヤ)

大歩危小歩危なんて大変ですよ。

「大きい、歩く、危ない」と打ち、ひらがな部分を消して検索していました。

大歩危小歩危(オオボケコボケ)と読みます。

 

 

松尾川温泉

今日は休日。

美江子さんの運転で先生ともう1人のWWOOFerさんと4人で朝からお出かけです ٩(ˊᗜˋ*)و

休日とはいえ、朝と夕方のヤギの搾乳はあります。

毎日搾乳しないと、乳房の中で細菌が繁殖してしまうそうです。

それはヤギが可哀想 ( ;ᯅ; )‬

出産の4月頃から11月頃まで搾乳は続きます。

 

さて、まず最初に向かったのは温泉 ♨️

温泉に入れると思っていなかったので嬉しい〜 «٩(*ˊ∀ˋ*)۶»

松尾川温泉に行ってきました。

 

外観はこんな感じ。

浴室はとてもコンパクトでした。

普段は人数制限をしているそうですがこの日はしていなく、男湯は10人以上の大学生の集団とバッティング。

先生かわいそうだな〜と思いながら、女湯はゆっくりと入れました (*ˊᵕˋ*)

 

きっと学生たちもびっくりしたと思うんです。

3台の車で愛媛から来ていたのですが、まさかお風呂場がこんなに狭いとは知らなかったと思うんですよね。

10人以上入ったら、洗い場足りないですからね。

 

肝心な温泉ですが、これがすごくよかった ( ・ᴗ・ )♡

美江子さんも昔から通っている温泉なんだとか。

入った瞬間、腕がトュルンとしてびっくり。

匂いはなく、湯の色も普通なのですが、浸かると肌触りが全然違います。

これは気持ちいい (⁎˃ᴗ˂⁎)

浴槽の窓一面には緑が広がり、覗き込めば川が流れているのがわかります。

 

朝からゆったりと温泉に浸かるって、贅沢だわ〜 (*˘︶˘*)

朝一の方が空いているとのことで、まずは温泉からスタートしました。

(男湯は大混雑でしたけれどね)

 

松尾川温泉の周辺には、3色の紫陽花も咲いていました。

 

 

 

川の流れる水の音、癒されますね。

 

 

温泉に向かう道も山々していて、窓を開けると空気が気持ちい〜

 

四国の景色っていいですね ( ・ᴗ・ )♡

 

 

祖谷渓展望台

そのまま車で走り続け、それぞれの集落の話を聞きながらたどり着いたのが

祖谷渓(いやけい)展望台

祖谷の山々した景色、すごく好き。

自然は偉大だな〜。

日本の国土の約7割が森林というのも、こういう景色を見ると頷けます。

都内にいると全く感じないんですけれどね ( •﹏• )

 

 

あー、気持ちいい «٩(*ˊ∀ˋ*)۶»

WWOOFで一緒になった20歳の大学生。

大学生と関わることってほとんどないので、オンラインで授業受けているのは新鮮でした。

 

 

同じ緑でも色が違うから、こういう景色を水彩画で上手に描けるようになりたい。

 

この景色、何年前からこのままなのでしょうか。

素晴らしいの一言です。

 

祖谷渓の小便小僧

ここからさらに10分ほど走ると、祖谷渓の小便小僧に到着!

谷底まで200m。

1968年に作られた小便小僧。

祖谷街道を舗装する工事の作業員や、そこを通る旅人たちが度胸試しのためにこの像のある岩周辺から小便をしたことが由来だそうです。

これは確かに度胸試しになりますね。

 

小便小僧の目の前に広がる祖谷の渓谷美を撮るとこんな感じ。(先ほどと似てますね)

山の奥行きが深いな〜

 

祖谷エリア、全体的にとても涼しい。

私たちがいる池田エリアと気温が違います。

朝、家を出る時に美江子さんが「祖谷は涼しいよ〜」と言っていたのも納得。

夏の暑い日に祖谷に行くのはとてもいいですね。

 

 

祖谷の山道はくねくねしていて、道も細い。

私が運転手だったら、対向車が来ないことを祈りながら走りますね ꉂꉂ(ᵔᗜᵔ*)

 

この山深い祖谷の地には、平家伝説があります。

壇ノ浦の戦いで戦死したとされる平国盛(平清盛の甥)は、祖谷の言い伝えでは生き延びてこの地に逃れたと。

同じく、壇ノ浦で亡くなったとされる安徳天皇も国盛に救い出されたと言われています。

当時6歳だった安徳天皇は、高熱が原因で8歳の時に祖谷で亡くなってしまったそうです。

いまも祖谷で暮らしている阿佐家は、平家の子孫なんですって!!

NHKに阿佐家の方が出演していましたので、リンク貼っておきますね。

徳島・祖谷 平家伝説

 

目立たないようにと、石を平積みにした平家の墓は「伏せ墓」と言うそうです。

この地にいることをバレないように、墓碑銘もない。

この山奥だと人もなかなか来ることは難しいでしょうし、ひっそりと暮らすにはいい場所だったんでしょうね。

平家を滅ぼすまいと生き延びるその生命力、すごいな〜。

 

 

雲海テラス(祖谷温泉内)

祖谷渓の小便小僧から車で1分。

祖谷温泉のレストランでお茶しようか〜と話していたんです。

美江子さん曰く、ここの窓から見る景色がすごくいいと言う話だったので。

 

がしかし、急遽この後お客様が家に訪ねてくるということでお茶はなしに。

その代わり、雲海テラスをちらっと覗いてきました。

 

特等席、見つけたーーー!!

 

今度はここでお茶したいな〜

 

こちらの宿は、ケーブルカーを下りたところに温泉があります。

楽しみが多くて、いい場所ですね。

祖谷温泉

 

あれ、さっきはもっと大きかったような...

 

 

祖谷のかずら橋

後ろ髪引かれながら車で走ること15分。

ついに祖谷のかずら橋に到着 «٩(*ˊ∀ˋ*)۶»

この辺りの石は緑なので、川の色はどこもグリーンで本当に綺麗です。

私はこの色の川、すごく好きですね。ついつい写真撮っちゃいます。

 

かずら橋をもう少しアップで見ると

歩いている方を見るとわかると思いますが、みなさん同じ方向を向いていますよね。(右向き)

かずら橋は一方通行なんです。

入場料金は550円。

3年毎に架け替えが行なわれていることを思うと、渡るのにお金を徴収するのも理解できます (*˘︶˘*)

野生のシラクチカズラを編んで作られているそうです。

 

徳島・祖谷のかずら橋は平家の落人が追っ手から逃れるために、いつでも切り落とせるようにとシラクチカズラで編んだと言われています。

この発想、今の私の暮らしからは考えられない。

どんな想いで日々を過ごしていたのでしょうか。

 

現代だと、インターネットの接続履歴で場所を特定されちゃいますね。

 

 

長さ45mのかずら橋を渡る様子は、動画がわかりやすいでしょうか。

GoProを落とさないように気をつけながら渡りました ( ・ᴗ・ )♡

 

祖谷のかずら橋に行ったら、琵琶の滝も一緒に見ることをオススメします ( ˃ ᵕ ˂ )b

昔、平家落人が京の都をしのび、この滝で琵琶をかなで、つれづれを慰めあっていたことから名付けられたと言い伝えられています。

 

 

かずら橋の下を流れている川で、川遊びもできますよ ( ˃ ᵕ ˂ )b

ここでもゆっくり過ごせそうですね。

 

 

徳島の郷土料理「でこまわし」もいただきました。

(鮎とあめごの塩焼きもありました)

でこまわしの由来は?

  • 串を囲炉裏にたて、こげないように回しながら焼く様子が、伝統芸能の阿波人形浄瑠璃の木偶(でこ)人形の頭をまわしているように見えた
  • 熱い料理をふうふう吹きながら串をまわす様子が、木偶の頭をまわしているように見える

参考:郷土料理ものがたり

 

上から順に、じゃがいも・豆腐・こんにゃく

あま〜い味噌がこれまた美味しい (⁎˃ᴗ˂⁎)

じゃがいももホクホクしていて、豆腐も硬めなので食べ応えあり。

どれも味噌と合う。

ぺろっといただきました。

これはまた食べたいですね ( ˃ ᵕ ˂ )b

 

祖谷そば

「祖谷そば」も祖谷エリアの郷土料理の一つ。

祖谷美人が祖谷そばの元祖だと言われているそうです。

祖谷そばとは?

秘境の祖谷でつくられたそばを使った手打ちそば。そば粉100%でつなぎは一切つかわない。そのため、そばが切れやすく、麺が太くて短いのが特徴。
祝い事の際には必ずそばが出される土地だが、麺が切れやすいため、「縁が切れる」として、婚礼の時だけは、そばを振る舞うことはしない。
口に入れると、そばの香りが広がり、素朴な味わいを楽しめる。

参考:郷土料理ものがたり

 

宿と食事どころが併設されています。

お食事だけでももちろん入れますので、かずら橋に行ったら寄る方も多いのではないでしょうか。

 

 

室内とテラス席があります。

私たちはもちろんテラス席へ (*ˊᵕˋ*)ノ

 

景色最高 «٩(*ˊ∀ˋ*)۶»

ここはテラスで食べないともったいない!!

 

絶景って書いてあるしね。

 

ここはたぬき小僧でした。

 

 

すだち七味を使って

 

天ぷらそばをいただきました。

 

確かに、食べると蕎麦がよく切れる。

蕎麦の色も薄いですね。

香りもふんわり残るので、ゆっくり噛み締めました。

天ぷらの揚げ具合もちょうどいい。

すべてにおいて、美味しかったです ( ˃ ᵕ ˂ )b

蕎麦湯は店員さんにリクエストすれば持ってきてくれました。

 

 

大歩危峡まんなか レストラン

帰り道の途中、大歩危(おおぼけ)峡まんなかレストランの駐車場に立ち寄って少し休憩。

 

この川をきっと舟下りするんでしょうね(予想)

 

 

この水の色、何度見ても綺麗だな〜

 

今日のひとこと

祖谷エリア、また行きたい!!次は祖谷温泉のレストランで絶景見ながらお茶する ( ˃ ᵕ ˂ )b

 

 

訪問先

ゲストハウスUEDA

WWOOF ホストユーザー名:h41675

 

 

  • この記事を書いた人

リエ

30代独身女性。埼玉出身。2021年11月沖縄移住。目指すはやんばるの2000坪の土地で芸術を楽しみながら自給自足暮らしをすること。ヤギ・鶏・犬・猫も一緒に、女性と子どもたちが集う空間を作りたい。自分でできることを増やし、心は穏やかに、可愛いさと逞しさを兼ね備えて生きていきたい。趣味は米粉を使ったお菓子・パン作り。やさしい人と畑と海の中が好き♡

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