ヤギと朝夕を過ごし、搾乳も掃除も学びました！WWOOF 徳島県「ゲストハウスUEDA」Day9

こんにちは、里絵です (*Ü*)ﾉ

今回のWWOOFの目的は「ヤギとの暮らしを体験すること」

結論から言うと、目的達成しました «٩(*ˊ∀ˋ*)۶»

ヤギと過ごす日々

4頭のヤギと1頭の子ヤギ。

とてもとても可愛くて、毎日が楽しいです。

子ヤギの鳴き声がこれまた可愛い (⁎˃ᴗ˂⁎)

大人のヤギと子ヤギの声の違いがわかるシーン、貼っておきますね。

このヤギのお世話はWWOOFerの仕事です。

WWOOFerがいない時はホストの美江子さんが1人で対応しているそうです。

掃除と乳搾り、両方となると結構時間かかると思います。

今は私以外にWWOOFerがもう1人いるので、乳搾りと掃除を分担しています。

それでも40分ぐらいかかるんですよね。。

体感としてはあっという間ですけれど。

今までの人生でヤギと関わることはほとんどなかったのですが、犬や猫と同じような感覚で過ごせるなと思いました。

流石に家には入ってきませんけれど、すごく親近感のある存在ですね。

ヤギの放牧とはまた違う、この感じがとてもよかったです。

ヤギの乳搾り

ヤギのミルクが出るのは、もちろん出産したヤギだけ。

と思いきや、出産したヤギのお婆ちゃんもミルクが出ていたんですよ。

これはどういうことでしょうか (๑º口º๑)!!

人間だと考えられませんね。

いや、人間も頑張ればできるのかしら...！？

搾乳機では絞りきれなかった分を手搾りしますが、これが握力を使うのでなかなかハードなんです。

私の握力がないだけでしょうか ＿|￣|○

昔は手絞りだけだったそうですが、何頭分も絞ることを考えると搾乳機を買って正解です。

牛の乳搾り体験をしたことがある方は多いと思いますが、体験なので数回絞って終わるじゃないですか。

出なくなるまで搾ったことって、ありますか？

私は初めての経験でした。

搾るとちゃんとおっぱい部分が萎んでいきます。

左右のおっぱいのサイズが同じぐらい萎んでいるかどうか、毎回チェックしていました。

ヤギのミルクは搾らないと乳房炎になってしまいます。

2021年の4月に7頭生まれましたが、6頭は欲しい方の元へ行ったので、飲まれないミルクがたくさんある状態。

そのため、毎日朝と夕方に搾りに行きます。

9月頃からは1日1回になると言っていました。

そして、ここには雄のヤギはいません。

どうやって妊娠するのか？

昔は雄ヤギを連れてきて一緒に過ごす時間を作っていたそうですが、雄ヤギがいるデメリットが2つあります。

1. 発情期の雄ヤギは気性が荒いから、対応が大変
2. 雄ヤギの匂いがミルクの味に移り、ミルクが少し臭くなる

ヤギのミルクを使ってお菓子を作っているので、匂いのあるミルクは避けたい。

そのため、現在は雄の精液をストロー注入器でメスヤギへと送る方法にしているそうです。

雄ヤギの匂いが移ったミルクと、メスヤギだけの時のミルクの味を飲み比べてみたいですね。

動画をご覧になった方に言っておきたいのですが

搾乳機を使っているときに私がヤギをハエ叩きで叩いているシーンがあると思いますが、叩いてミルクを出させているわけではありません！！

ヤギの脚にハエがたかるんです。

このハエ、ヤギの血を吸うんですよ。それって嫌じゃないですか (´□`｡)

だからこちらは必死に、ヤギが痛くない程度にハエを追い払っています。

何度も払うとハエもいなくなるんですよね。

ハエが脚にいるとヤギも痒いのか、片方の脚で片方の脚をかいたりしているんです。

それを見ちゃうとね。

他のところのヤギはどうなんでしょうか？！

ヤギ小屋の掃除

ヤギ小屋の掃除、すごく楽しかったです。

なぜかというと、ヤギがですねー私にすごく寄ってくるんですよ ( ⸝⸝•ᴗ•⸝⸝ )੭⁾

ヤギってとても大人しいんですね。

そして、とても人懐っこい。

中には私とすれ違うときに、わざと私にスーって体を擦り寄せてくるヤギもいたんです。

可愛いーーー (〃ω〃)

ある時は私の脚と脚の間を歩こうとするので、私は片脚を持ち上げてヤギ超えすることも。

ヤギの食事は乾燥したオーツとアルファルファなので、ヤギの糞もヤギも全然臭くない。

私はとても匂いに敏感なので、それが心配だったんです。

牧場の匂いが得意ではない私には新発見でした。

ヤギの食事を気をつければ、匂い問題は解決できる！！

ヤギのミルクももちろん匂いも癖もない。

そのままミルクで飲んでも、チーズにしても、ヨーグルトにしても、どれもとても美味しかったな〜。

ヤギのミルクを好きになりました ( ･ᴗ･ )♡

ヤギの糞は畑の肥料にしています。

この肥料を使っているからなのか、立派なピーマン・ナスが出来上がっていました。

それを見て近所の方がヤギの糞を欲しいともらいに来る方がいたぐらい。

私は自然栽培をしたいので動物の糞を使うのはな〜って思っていたのですが、なにを食べている動物の糞なのかが重要なんだ！とわかりました。

むしろ、なにを食べているかわからない動物の糞を使うのはやめようという線引きができました (*˘︶˘*)

これはとても大きな発見でした。

今日のひとこと

ヤギとの暮らし、将来できそう ◝(⁰▿⁰)◜✧