こんにちは。
自給自足を目指す 里絵 です (*Ü*)ノ
毎月1日は「映画の日」
映画を観に行く習慣を作りたいと思い、9月1日に行ってきました。
(すぐ感想を書く予定が遅くなりました)
村上春樹好きとしては、この映画は外せません。
ドライブ・マイ・カー
画像引用--ドライブ・マイ・カー : 作品情報 - 映画.com
Data
原題:ドライブ・マイ・カー
制作:日本(2021年)
監督:濱口竜介
上映時間:179分
公式サイト
里絵の評価:4.8
最高でした ٩(*ˊ∀ˋ*)۶
『ドライブ・マイ・カー』紹介
『ドライブ・マイ・カー』解説
村上春樹の短編小説集「女のいない男たち」に収録された短編「ドライブ・マイ・カー」を、「偶然と想像」でベネチア国際映画祭銀熊賞を受賞した濱口竜介監督・脚本により映画化。舞台俳優で演出家の家福悠介は、脚本家の妻・音と幸せに暮らしていた。しかし、妻はある秘密を残したまま他界してしまう。2年後、喪失感を抱えながら生きていた彼は、演劇祭で演出を担当することになり、愛車のサーブで広島へ向かう。そこで出会った寡黙な専属ドライバーのみさきと過ごす中で、家福はそれまで目を背けていたあることに気づかされていく。主人公・家福を西島秀俊、ヒロインのみさきを三浦透子、物語の鍵を握る俳優・高槻を岡田将生、家福の亡き妻・音を霧島れいかがそれぞれ演じる。2021年・第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、日本映画では初となる脚本賞を受賞。ほか、国際映画批評家連盟賞、AFCAE賞、エキュメニカル審査員賞の3つの独立賞も受賞した。※引用元:映画.com
『ドライブ・マイ・カー』予告動画
この予告動画、映画観てからだとまた印象が違いますね。
こういう風にまとめているのね〜!と、この映像を観て思い出すことがたくさんあって何度でも楽しめますね。
『ドライブ・マイ・カー』 感想(ネタバレ)
ネタバレしないようには気をつけてはいますが、
もしかしたらネタバレしているかもしれないので、念の為お気をつけくださいと伝えておきます。
超絶よかった!!
村上春樹の世界観を残したまま
濱口竜介監督は映像で心情を上手に表現していて、3時間が流れるようにあっという間。
映画監督って、色や音の使い方上手だなーって思いました。
村上春樹独特の伏線の張り方はそのままで
後半のドドドと押し寄せる伏線回収が凄まじかった。
嘘でしょーーーっ!?っていう絡まり方をするんですよ。
観てから何日も経ちますが、ことあるごとにふと思い出しては伏線拾いながら過ごしています。
この伏線回収の感じは、村上春樹著の
「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」を思い出しましたね (*˘︶˘*)
ユーモアのある会話のやりとりがなかったのは、春樹好きとしては少し残念だったかな。
その部分を少しだけ減点しての評価となりました。
期待しすぎでしょうか ( ̄‐ ̄)
どんな映画でも本でも、クスッと笑えるシーンがあるのが私は好きなんでしょうね。
私だったらどこにユーモアを入れるかな〜と、後から映画を思い出しながら考えました。
大人になればなるほど、ユーモアの大切さに気づいたというか。
私自身がそういうことを言える人になりたいと思っているんでしょうね ( ・ᴗ・ )
人間の多面性と自己への正しい向き合い方を描きながら
現代社会の問題も取り上げつつ、温かさもある。
最後のあの締め方、うまいな〜。
春樹作は「それでも生きる」というメッセージを毎回感じます。
逃げずに向き合いながら前に進んで行こう!というような。
登場人物が力強く成長していく過程が描かれているんですよね。
フランクな見方をすると、生きていくといろいろあるけれどそれは冒険なんだよと思わされるというか。
監督の人柄も出ていた作品でした。
あまりに良かったので、友人たちに早く観るように催促しちゃいました。
感想シェア会が楽しみ (⁎˃ᴗ˂⁎)
映画は一人で観るのが好きですが
内容の深い映画は誰かと見た後にお茶しながら感想をシェアするのが楽しいんでしょうね。
早く観てね、友人たち (⁎˃ᴗ˂⁎)
今日のひとこと
本と映画のそれぞれの世界の良さを知ることができる映画に出会えた!!