映画 芸術

『丘の上の本屋さん』感想・解説(ネタバレ) 評価:3.8

2023年10月28日

私が通うシアタードーナツでの上映がもうすぐ終わるので

やはり観たいと思ったこちらの映画を観てきました。

 

丘の上の本屋さん

画像引用--映画チラシサイト

 

Data

原題:IL DI RI TTTO ALLA FELICITA'
英題:The Right to Happiness
訳題:丘の上の本屋さん
制作:イタリア(2021年)
監督:クラウディオ・ロッシ・マッシミ
上映時間:84分
公式サイト

 

リエの評価:3.8 

童話っていいね。紹介された本は全部読みたくなった。

もう少し映画がリズミカルだと観やすさが上がるのにな〜...

 

『丘の上の本屋さん』紹介

イタリアの風光明媚な丘陵地帯を見下ろす丘の上の小さな古書店。店主リベロは、ある日、店の外で本を眺める移民の少年エシエンに声を掛け、好奇心旺盛なエシエンを気に入ってコミックから長編大作まで次々と店の本を貸し与えていく。

リベロが語る読書の素晴らしさに熱心に耳を傾けるエシエン。感想を語り合ううちに、いつしか2人は友情で結ばれていく…。

※引用元:丘の上の本屋さん公式サイト

 

『丘の上の本屋さん』解説

「イタリアの最も美しい村」のひとつに数えられるチビテッラ・デル・トロントを舞台に、年齢や国籍の違いを超え、本を通して老人と少年が交流する姿を描いたハートウォーミングストーリー。

イタリアの風光明媚な丘陵地帯を見下ろす丘の上にある、小さな古書店。店主のリベロはある日、店の外で本を眺めていた移民の少年エシエンに声を掛ける。好奇心旺盛なエシエンを気に入ったリベロは次々と店の本を貸し与え、エシエンは、リベロが語る読書の素晴らしさに熱心に耳を傾ける。本の感想を語り合ううちに、2人は年齢や国籍を超えた友情を築いていく。

店主リベロ役は「フォードvsフェラーリ」「我が名はヴェンデッタ」のレモ・ジローネ。

※引用元:映画.com

 

『丘の上の本屋さん』予告動画

黒柳徹子さんがナレーションをしています。

イタリアユニセフとの共同制作作品なんですね。

映画を通してイタリアの景色も楽しめました。

 

『丘の上の本屋さん』 感想(ネタバレ)

主人公リベロの暮らしはとても楽しいだろうなと思った。

好きな本に囲まれながら、本屋をする。

本屋での人との交流も描かれていて、イタリア語って全然わからないな〜と思いながら観ていました。

 

リベロが本を読むときに、小さなオルゴールのネジを回したのが印象的だった。

オルゴール、いいね。

 

イタリアでは一家に一台と言われているBialetti(ビアレッティ)をここ最近私も使い始めたからか

隣のカフェ店員ニコラがコーヒーを届けるのも印象に残った。

当たり前に暮らしにコーヒーがあるんですね。

日本が舞台だと、コーヒーではなく麦茶が出てきそうですよね。

沖縄だとさんぴん茶かな。

 

イタリアの街も美しく、映画の良さはその国の景色と文化を垣間見れることだなと思いました。

欲を言えばもう少しイタリアの景色観たかったな〜

 

エシエンとリベロの本を通した会話はまさに親子!!

こういう時間って大切ですよね。

紹介された本は全部読んではいないけれど、タイトルは知っているものばかり。

読んでみようかなと思わされました。

夏目漱石や太宰治も片っ端から読みたいんですよね。

読みたい本がたくさんだ!!

 

 

最後に渡す「世界人権宣言」

 

だからか〜。

穏やかに観る映画で、全体的に単調だったのはユニセフも共同制作だからかしらね。

 

リベロが読む女性の日記と最後の人権宣言がつながり、当時の状況をわかりやすく描かれていた。

 

未来に前向きに進む締めくくり。

綺麗に収まった映画でした。

 

 

今日のひとこと

本を読んで道徳を学ぶことは世界共通だ!旅に出た時は本ネタもいいかもしれない。

 

 

  • この記事を書いた人

リエ

30代独身女性。埼玉出身。2021年11月沖縄移住。目指すはやんばるの2000坪の土地で芸術を楽しみながら自給自足暮らしをすること。ヤギ・鶏・犬・猫も一緒に、女性と子どもたちが集う空間を作りたい。自分でできることを増やし、心は穏やかに、可愛いさと逞しさを兼ね備えて生きていきたい。趣味は米粉を使ったお菓子・パン作り。やさしい人と畑と海の中が好き♡

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