こんにちは、里絵です (*Ü*)ノ
いざ、手作りみそを始めよう!と思っても、
初めてだとなにを準備したらいいかわからないですよね。
そんな方に向けて、私がここ数年で実際に試して学んだことをご紹介します。
お役に立てますように(≧▽≦)
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どのぐらいの量を作る?
みそ作りを始めるときにまず考えることは、どのぐらいの量を作るか。
それによって揃える材料と仕込む容器のサイズが変わります。
手前味噌教室では、1kgまたは2kgのみそを作ることが多いようです。
持ち帰ることを考えると、そのぐらいの量がちょうど良いのかもしれませんね。
みそ汁を例に考えてみましょう。
みそ汁1杯で使うみその量は15〜18g。
毎日、朝晩にみそ汁をのむ場合
15〜18g×2回×365日=10.95kg〜13.14kg / 年間
週5日、朝晩にみそ汁をのむ場合
15〜18g×2回×260日=7.8kg〜9.36kg / 年間
この量が一人辺りの味噌の年間消費量になります。
家族がいれば、×人数分を追加すればおおよその目安がわかります。
ただ、国の調査によると1人辺りのみその年間消費量は
2001年:4.029kg
2020年:2.631kg(34.7%減)
引用元:家計調査(総務省)のデータを元に2人以上世帯の数字を2で割って1人辺りを算出
すごく少ない。
私の計算はなんだったのでしょうか(・・。)
食も多様化している今、みそを料理に使わない家庭は増えているのでしょうね。
私はみそ汁が大好きなので、朝晩2回作っています。
そして、具材は3種類入れるのがこだわりです。
今朝のみそ汁は、大根の葉・わかめ・油揚げでした(^○^)
初めてみそを作る方は、2kg前後をオススメします。
みそは賞味期限がないので、1年で食べ切らなくて大丈夫です。
1年以上発酵させるみそも販売されていますよね。
手作り味噌の場合はどんどん発酵が進むので、色は濃くなり味の深みが増していきます。
その変化を楽しむのもいいかもしれませんね。
保存容器は?
約1年かけてみそを発酵させます。
容器はなんでもいいと言えばいいのですが、年々容器をこだわるようになりました。
色々試しましたが、最初は低予算で気軽に始めるのがいいと思います。
容器にはプラスチック・琺瑯・甕・木桶 などがあり、私は木桶以外使ってきました。
木桶には菌が宿っているので、より美味しく作れるそうです。
ただ、木桶の室温管理含めたメンテナンスができるか心配なのでトライしていません。
木桶を使ったみそ作りは香りも素敵なみそに仕上がりそうですね(^○^)
ここで私のみそ作りの容器使用歴をご紹介します。
1年目、2年目(2016、2017年)
1年目は2kg、2年目は4kgのみそ仕込みに黄色のプラスチック容器を使いました。
味噌教室に参加したのですが、その時に容器も一緒に注文したらこちらになりました。
容器のサイズが大きいので、冷蔵庫に入れると場所を取ります。
「味噌を常温で熟成させるための容器」といったところでしょうか。
4kgの味噌も容器に入りました。
3年目、4年目(2018、2019年)
2kgの味噌仕込みに半透明のプラスチック容器を使いました。
https://item.rakuten.co.jp/kirara-pla/10000147/?s-id=pc_shop_recommend&rtg=5f7c5e4e4011590d572677d1dc0d0d4d
こちらは以前とは別の味噌作り教室に参加したときに用意していただいた容器です。
半透明なので発酵過程の色の変化を楽しむことができます。
ただ、私はずっとほったらかしなのでその変化を楽しむことはしませんでした...
容器のサイズが小さいので、発酵後はこのまま冷蔵庫に入れることができて良かったです。
今は手作りの梅味噌の容器として使用中です。
5年目(2020年)
9kgの味噌仕込みに甕と琺瑯を使いました。
正確に言うと甕だけの予定だったのですが、味噌が収まりきらなかったので急遽琺瑯も追加。
https://enkel-mn.shop-pro.jp/?pid=120616917
みそ作りにも慣れてきたの、さらに本格的に作りたいと思い
- 昔からみそ作りに使われている
- 劣化しない
- 外気の影響を受けにくい
陶器製の「甕」を使うことにしました。
甕を使うことで一気に本格的になりました!
気分が違います。(←これは大きい)
6年目(2021年)
遂に久松窯に辿り着きました!!
2013年10月末、陶磁器製漬物容器の国内トップシェアメーカー「久松」が残念ながら廃業してしまいました(T^T)
ですが、久松の甕をメルカリで購入することができました。
譲ってくださる方がいて嬉しい(*´▽`*)❀
久松の5号サイズに米みそ8kg、麦みそ4.5kg、豆みそ4.0kg仕込みました。
それぞれ違う方から、3000円前後で購入。
番外編
私の友人はスタンドタイプのプラスチック容器を使って、初めてのみそ作りをしました。
空気を抜いて置いておくことができるので、重石不要です。
保管するのに少ないスペースで済むのもいいですね。
透明なので発酵の過程やカビの発生もすぐに確認できるので、みそ作り初心者の方は安心だと思います。
こちらは2kgずつに分けて合計4kgを仕込んでいます。
このサイズでしたら1袋に3kgまで味噌が入るようです。
https://store.shopping.yahoo.co.jp/monotaro/35616901.html
50枚単位での購入になるので、友人とシェアしたり他の用途で使う必要がありそうですね。
数枚欲しい場合、10800円以下ですと送料はかかりますが1枚単位から購入できるのでこちらもご紹介します。
https://marukawamiso.com/item/chakku-standbukuro.html
さらし布は?(味噌を覆う)
みそは空気に触れるとカビの原因になるので、空気に触れないようにします。
みその上にサランラップ、さらし、ガーゼ、和紙などで覆うのが一般的です。
私は1〜4年目までサランラップ、5年目は和紙、6年目はさらしを使いました。
ただ、和紙は私にはうまく使いこなせませんでした( ノД )
発酵途中で大量にカビが発生し、和紙もぐしゃっとなっていたので半年ほどで和紙を交換。
1年経過してさらに発酵を続けているのですが、現在は和紙からさらしに変更。
さらしを水で濡らしてきつく絞り、空気が通らないように何重にもしています。
サランラップよりもよりナチュラルな素材を使いたかったのでさらしにしましたが、さらし良い(⁎˃ᴗ˂⁎)
手作りのいいところは、なにを使うか選べることですよね!
さらしも無漂白・無蛍光だと自然派の人は嬉しいと思います。
長いさらしにしたので、現在はキッチン周りでも使っています。とても便利です٩(ˊᗜˋ*)و
昆布だしを取るときに昆布を拭くのに使ったり、食器を拭いたり、キッチン周りを拭いたり。
使える用途がたくさんあることに気がつきました。
マスクの裏側や靴磨きに使う方もいるようです。
なるほど( ・ᴗ・ )♡
落とし蓋は?(さらし布の上に乗せる)
重石をみその上に直接乗せると、理科の授業じゃないですが圧力が全体に分散されないので
落とし蓋の上に重石を乗せて、均一に圧を分散させます。
専用の落とし蓋を使う時もあれば、使わなくなったCDをサランラップに巻いて落とし蓋にしたこともあります。
みそ全体に乗る平なものであれば、なんでもOKということですね!
重石は?(落とし蓋の上に乗せる)
みそを発酵させるとき、全体にムラなく水分を行き渡らせるために重石を使います。
その重石は専用の物もありますが、私は塩を袋のまま載せています。
重石買うよりも安いですし、重さがあればいいので砂糖でもいいのですが
もし袋が破けてしまったら...というアクシデントを考えると、塩が無難ですね。
大豆を茹でる鍋のサイズは?
大豆を茹でる鍋は、家にある1番大きい鍋を使うのがいいと思います。
乾燥大豆を水で戻すと倍ぐらいのサイズになるので、作るみその量が多いと1度で煮ることができないかもしれません。
こちらは5年目の時の写真です。
鍋を3つ使って頑張りました!!
味噌作り教室に参加すると大豆を茹でた状態で用意してくださるので、5年目にして初めて大量に煮たのですが、こんなに鍋が必要になるとは思いませんでした。
鍋3つで大豆2kg分です。
余談ですが、この大豆の茹で汁をみそ汁使うとすごく美味しい(*´▽`*)
私は大豆の茹で汁と昆布だしを5:5でみそ汁に使っています。
ざるは?
茹でた大豆をざるで水切りします。
これも家にある1番大きいサイズのものを使うことになると思います。
ざるに関しては説明はこのぐらいにしますね(^_^)
準備する道具はこのぐらい。
気軽に始められますのでオススメです!