ラブストーリーを観ることはほとんどないんですけれど
シアタードーナツでの上映だったので観てきました。
メイド・イン・ヘヴン
画像引用--映画.com
Data
原題:メイド・イン・ヘヴン
制作:日本(2020年)
監督:丹野雅仁
上映時間:88分
公式HP
リエの評価:3.6
『メイド・イン・ヘヴン』解説
木更津を舞台に、天に召された熟年夫婦が織りなす不思議な恋物語を描くファンタジーラブコメディ。
妻の咲子に先立たれた小説家の志田漱石はある日、ファンだという高嶺という名の若い女性に声を掛けられ、サインを求められる。
快く応じる漱石だったが、直後に自動車事故に遭い、高嶺と一緒に死んでしまう。
一方、天国の咲子は漱石との再会を心待ちにしていたが、やってきた夫は事故の影響で記憶を失っており、高嶺という見知らぬ女と2人で暮らすという。
失意の咲子のもとに、こちらも同様に不慮の事故で他界してきた、なじみの酒屋の青年・大輔が転がり込んでくる。
かくして漱石と咲子は天国で奇妙な別居生活となるが……。
木更津高校OBを中心に有志が集まり、木更津・上総の文化発展のために発足した「かずさ映画製作委員会」が製作。
木更津高校出身の俳優・脚本家で、オール木更津ロケの映画「キミサラズ」などを手がけたカマチが、今作でも原案・脚本・製作・出演などを担った。
※引用元:映画.com
『メイド・イン・ヘヴン』予告動画
日本の古き良き街並み、家、神社が出てきて日本の良さを再確認。
- 縁側で椅子に座って本を読むのは最高だな〜
- 縁側で麦茶飲みたいな〜
そんなことを思いながら観ました。
手塚理美さんの雰囲気と国広富之さんの漱石のような文豪の雰囲気がこの映画にとても合っていました。
『メイド・イン・ヘヴン』 感想(ネタバレ)
生と死は近くにある。
タイムトラベラーをして、咲子と漱石の出会いから別れまでを振り返る映画。
最後の方で「なるほど!」と、どんどんパズルのピースが合っていく映画は久しぶりに観たな〜。
ドライブ・マイ・カー以来かしら?
古民家で漱石が来るのを待つ咲子。
現代の家で高嶺と暮らす漱石。
勝手なイメージですが、作家は古民家で暮らしていて欲しいな。
インパルス堤下さんの役があることで、コミカルさと軽快さが加わってとてもよかった。
深く考えずにサクッと心温まる映画でした。
今日のひとこと
古民家は客観的に見ても温もりがあっていい!!
夏にさんぴん茶を運ぶ丸盆を買おう。