どんな内容なのかを調べもせずに観たのですが
結果的に涙しながら観たとてもとてもいい映画でした。
人生、ここにあり
画像引用--エスパース・サロウサイト
Data
原題:Si Puo Fare(やればできるさ)
訳題:人生、ここにあり
制作:イタリア(2008年)
監督:ジュリオ・マンフレドニア
上映時間:111分
リエの評価:4.2
実話なところがかっこいい。
精神障がいがあっても芸術的感性は抜群。
イタリアでこんなことが起きてたのか〜!
『人生、ここにあり』解説
法律により精神病院の撤廃が進められていた1980年代のイタリア・ミラノを舞台に、実話を映画化したコメディドラマ。
革新的な考え方をもつネッロは労働組合から疎まれ、精神病院から追い出された元患者たちの協同組合に左遷される。
精神病の知識などないネッロだったが、元患者たちとあらたな事業を立ち上げるために奮闘する。
イタリア映画祭2009にて「やればできるさ」のタイトルで日本初上映。11年劇場公開。
※引用元:映画.com
『人生、ここにあり』予告動画
イタリアの歴史を知らなかったのですが、労働組合を作って奮闘する状況がわかる映画でした。
『人生、ここにあり』 感想(ネタバレ)
人生で大切なことは、挑戦すること。
やればできるさ。
この明るさがいい。
エンターテイメント性もあり、笑えるシーンがあったのもよかった。
ネッロのリーダーシップは素晴らしかった。
障がいがあってもなくても、それぞれの適性を見つけて仕事を任せるのは同じ。
障がいを個性と言えないのはなぜなんだろう。
- お金を稼ぎたい
- 恋人が欲しい
- 自分の部屋に友達を呼びたい
それらを叶えていくことに喜びを表していて、どれだけ制限されてきたのか...と考えさせられた。
精神障がいがあるからと安定剤をたくさん飲まされるのもやはりどうなのかと考えてしまった。
もっと本人と対話していく方法はないのだろうか。
私自身、知らない世界だったので今後子どもたちと関わっていくこともあり、少しずつ情報を取りに行きたい。
イタリアの寄せ木の代わりは日本だとなんだろう?と考えるいいきっかけになりました。
今日のひとこと
なにかに挑戦することはかっこいい。
人間が平等に個性を活かして過ごせる世界を築けたらいいな〜。